労務ニュース スマイル新聞

2019年3月 8日 金曜日

平成31年3月8日第477号

叱るコーチング


1.「叱る」上司のもとで部下は成長する
近年「叱らない上司」が増加しています。「叱る」ことによりパワハラと捉えられたり、叱られたことを原因として、部下が簡単に退職する場合もあり、叱れないのでしょう。でも、「叱る」という行動なくしては部下の成長は望めません。
2.「怒る」と「叱る」は別物
  「怒る」とは、部下が上司の思い通りに行動しない、結果を出せない等の場合に、冷静さを失い腹を立て、怒りの感情をぶつけることを指します。一方「叱る」とは、相手の間違った行動や望ましくない行動に対して、現状での問題点や改善点を考え、今後の成長のために強めにアドバイスすることです。よって、「怒る」上司は、自分の気持ちが中心となってしまい、冷静に部下を見ることができません。怒ってばかりの上司を持った部下は、決して「この人に認められたい」という気持ちにはならないでしょう。
 3.効果的な叱り方
叱る目的は、部下の間違った行動や望ましくない行動を改善して仕事の生産性を上げることです。叱られた側がその内容を素直に受け止め、自ら反省できるような叱り方をする必要があります。
(1)その都度、リアルタイムで叱る
   その場で直接叱るのが一番伝わるタイミングです。後になって「あの件だけど」と過ぎたことを蒸し返すのは真意が伝わりにくいです。
 (2)主観を入れず、事実の確認をする
   まずは起こった事実、行動について共通認識になるまで確認します。
 (3)ポイントをきちんと説明する
   同じ失敗を繰り返すことのないよう、何がいけなかったのかを明確に部下に伝えて理解してもらう必要があります。
 (4)人前ではなく別室で叱る
   みんながいる場所で叱ると、相手のプライドを傷つけ、恥をかかせることになり逆効果になります。
4.まとめ
部下や目下の人に対して、褒めて伸ばすことが今主流になっています。「褒める」ことは人を育てるうえで欠かせませんが、「叱る」ことも重要です。できたときは、きちんと「褒める」、ルールや指示を無視したり、やらない部下に対しては真剣に「叱る」というバランスをとれる上司が、本当の意味での良い上司といえるでしょう。


投稿者 イケダ労務管理事務所

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