労務ニュース スマイル新聞

2014年4月10日 木曜日

平成26年2月8日第355号

「タイプ別」残業の分類とその対策について

 会社は残業削減に向けて、様々な施策を講じていますが、なかなか狙い通りの成果を上げることが出来ず苦労しています。そこでムダな残業を見つけ、それらを排除することが重要となります。それではムダな残業とは一体どういうものなのか、大きく2つに分類し、さらにいくつかのタイプに分けて紹介します。

1.一見してムダだと分かる残業
 ・生活費を稼ぐために必要がない残業を行う「生活残業」
 ・成果を上げている人が遅くまで会社に残っているので帰りづらい「罰ゲーム残業」
 ・誰かが帰るまで会社に残ってしまう「付き合い残業」
 ・仕事の密度が薄く、ダラダラ仕事をしている「ダラダラ残業」
 ・計画性がなく締切前に遅くまで残業するのが当然になっている「成行任せ残業」
 
 これらについては、まず、残業は、業務が所定労働時間以内に終わらないから発生するものであり、残業代を稼ぐためにするものではないということを認識させます。そして、会社に長くいる=成果が出せていないことの責任を取る風土の確立、成果と結びつかない行動であればやめさせ、改善する、などを行います。
 また、上司は部下が残業して何をしているのかを把握し、残業を行なう場合にはどんな仕事をいつまでに行うかを事前に申請させ、上司がその内容を精査した上で残業を承認する仕組みを作ります。フォローの必要がなければ、上司が自ら早く帰ることも大事です。部下も締切間際に残業をしなくて済むように仕事のゴールや方向性、ポイントを押さえ、締切から逆算してスケジュールを立てていく必要があります。

2.むしろ一生懸命頑張っているように見えてしまう残業
 ・すべてを完璧に仕上げないと気が済まない「自己満足残業」
 ・思い込みで仕事をし、納期間際に当初の狙いからズレていることが分かり、やり直せざるを得ない「独りよがり残業」
 ・自分の立場が奪われるという強迫観念から他人に仕事を渡せない「抱え込み残業」

  これらについては、仕事を請けた段階で仕事のゴールや方向性、押さえるべきポイントを発注者と擦り合わせた上で、どこに対して力を発揮すべきかを把握させる、ゴールまでの道筋、中間報告の日程を組み込んだ段取りも併せて描かせ、この道筋に沿って仕事に取り掛からせる、などを行います。
  日頃から職場の中で仕事の「見える化」、「共有化」を図り、万が一の時のフォロー体制及び仕事の継承体制を構築していくことも重要です。


投稿者 イケダ労務管理事務所

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