労務ニュース スマイル新聞

2002年3月 8日 金曜日

★第69号(3/8)教育訓練 導入編Ⅰ★

 企業における人事・教育の改革の基本は、社員各人の意識改革にあります。今日、企業の経営理念を再認識し、組織を構成するメンバーのものの見方や考え方で会社の成否が決まると多くの方が感じていらっしゃることと思います。
 社員各人が互いに仕事のパートナーとして認知し、自分の役割・指名を明示、確認することによって、一定の成果が期待されることでしょう。これから行われる教育訓練は、上記内容をふまえ、一時期だけでなく長期的なビジョンで柔軟に活用しましょう。
 教育訓練は,大きく分けると次の4種類になります。
1.OJT(各部内の職場内プログラム)
2.OFF-JT(人事部門主催の集合研修プログラム)
3.自己啓発プログラム(オープンカレッジ、語学講座、資格検定取得等)
4.人事ロケーション(自己申告制度等、面談制度を含めて実施)
今日は、上記4項目、人事ロケーションの大手企業の教育訓練制度をご紹介いたしますので、どうぞご参考になさってください。
◆大手企業の教育訓練制度の例
 目標管理制度
1.社員自身が、会社から一方的に与えるのではなく、1年間の仕事の目標や課題を作り、キャリアプランを立てて実効する
2.定期的に上司と面談し、評価を受ける
3.次の目標を立てていく
 企業の目的:社員ひとり一人を"個"として評価すること
          結果を人事考課や人事異動に反映させること
 企業人事担当者の声:「目標管理制度の中で、自分にとって仕事の存在を明確にし、意思表示をして、実績を作ってほしい」(花王)
                「本人の興味や持ち味を生かして仕事をして欲しいので、目標管理を導入している」(エトワール)
                「企業として、どういう人材が必要なのか、どういう人材がコアとして残っていけるのか、社員の1人として、
                 自分に対する課題でもある」(オリックス)



投稿者 osaka-genova.co.jp

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